精神に障害がある親を持つ子どもの支援

1月18日(水)の朝日新聞の朝刊、生活面に、

精神疾患がある親と暮らす子どもの特集記事が掲載されています。

記事のリンクはこちらです。19日、20日と3日間の連載で特集されるそうです。

精神に障害がある人の配偶者・パートナーの中には、子どもがいる方も沢山います。

これまで、精神障害者の「家族」は、親が中心でした。

記事には「表に出にくい子の声」とありますが、

少しずつ子どもに対する支援は立ち上がってきています。


兄弟姉妹に関しても、自助組織が中心ですが支援の輪ができつつあります。


配偶者・パートナーの苦悩はまだまだ世間に知られていません。

年末に支援者の方とお会いしました。

相談窓口では、配偶者には「離婚」を勧められることが多いそうです。

「配偶者への福祉=離婚」という構図が出来上がってしまっているのです。

大変な状況の方が沢山いることは承知しています。

離婚という選択肢は、配偶者は持っていて構わないと思います。

でも、それしか選択肢がないという社会は、寂しいとしか言いようがありません。


支援にはもっと多様な形態があっていいと思います。


1月29日(日)には今年初めての配偶者・パートナーの集いを開催します。

どうやったら生活が楽になるか、子どもがいる人であれば家族全員が幸せになれるか、

支援の方法を考えていきたいと思います。


東京近郊の方は、ぜひ参加をご検討ください。

精神に障害がある人の配偶者・パートナーの支援を考える会

統合失調症、うつ病、双極性障害などの精神疾患は、 誰でもかかる可能性があるありふれた病気です。 仕事ができず、家事ができず、育児に参加できず、 一緒に出かけることもできない…。 そんな当事者を支え続ける配偶者やパートナーの苦労や困難は想像を絶します。 当サイトでは、配偶者やパートナーの抱える困難を 一緒に考えていきたいと思います。 1人で悩まず、ご相談ください。

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